AQUOS テレビのリモコンが効かなくなったので代替手段を Arduino 的な物で代替できるか調べる

自宅の AQUOS テレビのリモコンが効かなくなりました。

幸いにも RS-232C で制御できるタイプのテレビであったため、Arduino 的な物で代替できるか調べることにしました。

まずは、RS-232C の口が生きているかの確認です。 Go で実装されている Go Library for SHARP AQUOS TV の example を使って、コマンドが実行され生きていることを確認しました。

手元に USB の RS-232C 接続ケーブルがなかったので、 FT232RL USBシリアル変換モジュール から 3V,3.3V,5V系−RS232レベル変換基板 につないで、信号レベルを RS-232C レベルにし、 IC テストクリップでテレビから延長してきた RS-232C コネクタのオスのピンをつまみ実験しました。

続いて、Arduino 的な物についてです。

困ったときにいつも参照させて頂いている ChaN 氏の 赤外線リモコン制御モジュール を 手元の ダ・ヴィンチ32U 上で動くようにし、USART につないだ FT232RL 経由で、リモコンのコマンドを受け取れるところまで確認できました。

ここで、なぜか SONY 形式の信号が検出され、SHARP の AEHA 形式な信号が来ないことから BDレコーダのリモコンのTVメーカー設定がなぜかずれていたことに気づくことになりました。 再設定したところ、無事テレビが使えるようになりました。めでたしめでたしというしょーもない終わりになりました。

まー、やりたいことができること一応確認するという意味で、受け取ったリモコンの信号で RS-232C に指定した文字を吐くってのを PC 上でできたところで今回はおしまいということに。

テレビが壊れて無くてヨカッタ。

おかげで、AVR と、各種電解コンデンサの詰め合わせと、赤外線受光モジュールのストックを確保できました。 また、電線繋いで、Web で公開されているプログラムを動かすぐだけではありますが、久しぶりに “電子工作” を再開することができました。

めでたしめでたし。