Windows 10 の入ったディスクのバックアップが clonezilla で外形的にできることがわかった
Windows10 が載ってるディスクに破壊的な変更加える前にバックアップしたくて、SystemRescueCd で clonezilla 使ってディスクまるごとイメージ化した(内部的には partimage が使われてる?)。
— woremacx (@woremacx) June 15, 2020
でこれ、レストアしたら起動する状態まで持っていけるんかな? すんごく不安だ。。。
systemrescuecd に同梱されている clonezilla を使ってまるまる取った Windows 10 のバックアップが戻せるか不安で仕方なかったので、VirtualBox に戻せるか試した。
そもそもなぜ clonezilla を試したかったのか?
- OSS のツールが欲しかった。
- 確実に余計なことをしないツールが欲しかった。
- OSS なやつの NTFS サポートが 2020 年の Windows 10 時代においても戦えるものなのか知りたかった。
clonezilla のウィザードに従っては自動レストアできなかった
ターゲットディスクのパーティションが作り直されたあとで、書くパーティションごとのレストアを進行するはずだが、
"gzip: stdin: unexpected end of file"
みたいなやつがでて、そもそも個々のイメージをうまく読み込めない致命的な問題が発生。
*.gz.aa を全部結合したうえで展開して sda4.ntfs-ptcl-img のようなファイルに置き換えてもダメ。
ログに残っていた ocs- から始まるコマンドを実行してみてもダメ。
partclone.restore で手作業レストアで解決
partclone.restore というコマンドがあったので、これを試したらうまくいった。
cat sda4.ntfs-ptcl-img.gz.* | gunzip | partclone.restore --overwrite /dev/sda4
各パーティションごとにやれば何も問題なく完了。
理由は知らないけど、dstat で見てると 10MB/s くらいずつしか処理されてない感じがあってちょっとつらかった。
レストア終了後にやったこと
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Windows 10 でシステム ファイル チェッカーを使う のファイルシステムチェッカーのテストは通った。
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当然 VirtualBox 内にレストアした Windows 10 のライセンスはないので、VM は削除した。